現実世界は幻影であるというのは、よく言われていますよね。
別の表現をすれば心の投影であるとか、現実世界は夢の様なものとか、そんな感じだと思います。
私自身、そういう認識に近づいていたのだけど、身体も幻影であるという認識が欠けていました。
世界が幻影なら、その世界の一部の身体も幻影の筈なのに、自分の身体だけは幻影から無意識で除外していた感じです。
除外していることに全く気が付いていませんでしたからね。
幻影である世界との接点が身体であるという事であって、身体は幻影じゃ無いって事じゃないのにね。
その認識のままだと世界と身体が分離してしまいますよね。
身体と世界が分離していたから、やれ仙骨で現実世界と繋がるだの、髪の毛がアンテナだの、心臓から発信するだのという話になっていた様な気もする。
世界も身体も幻影であり、一体であるなら、そんな面倒な認識を持つ必要もないのではないか?と、ふと思った。
この辺は、まだ分からないけどね。
ただ、身体も世界も一体である幻影なのなら、世界を自分の身体と捉えることもできますよね。
身体と世界を分ける方がナンセンスだと思うくらい。
世界だけで無く、身体も自分の意識の投影なんだよね。
それが全然分かって無かったというか、身体から現実世界に波動を投影するっていう認識が強すぎて、そこに疑いの気持ちすら湧いてこなかったからね。
自分の意識がフォーカスしている身体というのは確かに特別ではあるのだけど、それでも身体も幻影であるという認識を持っていないと、身体と世界が分離してしまうという事なのかも知れない。