身体は天地自然そのものだという事は何度も書いてます。
これに関しては、以前から確信している事なので変わりありません。
エゴ＝身体って考える人は多いかも知れませんが、そうではありませんからね。
エゴは身体の極表面に形成された感情思考形態と表現される感情と思考のエネルギーの塊にすぎません。
エゴと呼べるのは思考や感情、行動、持ち物等であって、身体自体は天地自然そのものです。
身体の表面にメスを入れて切り開いて中を覗けばそれは理解できる事ですよね。
内臓は勝手に動いています。
エゴが動かしている訳じゃ無い。
自分の寿命さえ、エゴはコントロールできないです。
まあ、不摂生をして寿命を短くすることは出来ますけどね。
心臓のスピリチュアル的な面での役割に改めて気づいて、認識が変わったことで鼓動が高鳴り始めましたが、それも自然現象です。
鼓動を高めようとして高めている訳ではないですから。
エゴは関知していないということ。
鼓動の高鳴りは潜在意識の範疇だし、それは即ち源（ソース）との関わりから生じる変化です。
それを理解していれば、この件に関してエゴが強まる事はないと思います。
ただし、エゴが心臓を介して現実化しようとしはじめると、エゴが肥大化すると思われます。
鼓動の高鳴りを源（ソース）の働きのひとつだと理解するか、エゴの思念の投影に使おうとするかで違ってきますね。
以前の私が後者を選択していたと思う。
それでエゴが肥大化した。
現実化はするものではなく、起きることなのだという認識を忘れない様にします。
起きてくる現実の流れにそってやることをやるのが、本当の行動なのでしょう。
現実を変えようとして行動するのはエゴの行動だから、現実が変わったとしても幸せな方向になるとは限らない。
前者を行為、後者は行動という使い分けをする人もいます。
道教だと前者を「無為を為す」と表現しますね。
無為と作為の違いという様な感じでしょうか。
「行為と行動」、「無為と作為」等異色んな表現で使い分けられています。
その辺は個人的な言葉の定義の差に過ぎないので、どの言葉が正しいとかいう風に言葉にとらわれてもしょうがないので気にしてません。
でも使い分けている文献を読む時は、それはこういう事を言いたいのだなと想いながら読んで頂くと理解が進むと思います。
それはさておき、鼓動が高鳴ることで、フォーカスしている身体の周囲に愛のエネルギーの対流の様なものが起きる感じがします。
動きがあるところに力が生じるということかも知れない。
動きを起こすのは、行動ではなく鼓動という事か。
鼓動は自分の在り方に応じて変動するので、在り方が大事だという事でもある。
