闇雲にこうどうすりゃ良いってものではない
何もやらないよりは行動した方が良いという意見があります。
確かにそれが当てはまる事は多いかも知れません。
でも、場合によっては、やらない方がマシだったという様なこともあります。
良かれと思って行動したことが、何の意味もないどころか、状況を悪化させてしまうことなのがそれですね。
ただの思いつきで行動を起こすと。。
良かれと思って取った行動であっても、行動によって起きうる様々な状況について何も検証もせず、ただの思いつきと勢いで行動を起こすと、そういう事が起きやすいものです。
本人は良いことをしていると思っているので、その行動を窘めた日には、逆ギレをカマしてくれることもしばしばです。
「自分は正しいことをしているのに、それに反対するなんて最低だ！」と罵られることもあるかも知れません。
そういう人は行動が大事で結果なんてどうでもの良いのでしょう。
そんなのはただの自己満足なのですが、本人的には世の為人の為だと本氣で想っているので、どうにもなりません。
そこまで逝ってしまっていると、もう何を言っても無駄です。
自分も正しいし、相手も正しいという事もある
自分だけが正しいと思っているでしょうね。
だから自分と考えが違うと相手が間違っていると主張してしまう。
大局的に観れば、どちらも正しいことなんて沢山あるのに、近視眼的にしか物事が見れないので、自分が正しいと感じた事しか、正解はないと思い込んでいるのです。
良くない結果が出ている行動であるなら、結果的にそれは間違っている訳なのですが、自分の間違いは決して認めない感じでしょうね。
ありがた迷惑とか、小さな親切大きなお世話って言葉があるくらいですから、結構、そういう人は多いのかも知れません。
自分の行動がどのような結果をもたらす可能性があるか客観的にみる
それはさておき、良かれと思ってやった行動が害になってしまわない為には、行動する際に、その行動によってどのような結果が起き得るかを、ある程度は客観的に観ることは必要です。
それもせず、ただがむしゃらに行動するだけだと、本当に迷惑なことも多々在りますからね。
また、ある時点では正しいとされていた事が、新たな発見により間違っていることが分かることもよくあります。
栄養学の常識なんての結構そういうのありますよね。
ですから、自分のやっている事を定期的にチェックし直すことは必要だと思います。
それだけ注意していてもやらかす事はある
もちろんそれだけ氣を付けていても、やらかすときはやらかしますから、その時は素直に謝罪する氣持ちはあった方が良いですね。
逆ギレして、自分は間違ってない！とか主張するのは、その場ではやり過ごせても、後々問題になることが多いですから。
一度決めた事を貫く信念というのは、確かに素晴らしいのですが、状況が変化すれば軌道修正するだけの柔軟性は必要です。
そのバランス感覚を持つのは難しい事ではありますが、難しいからといって避けるわけにはいきません。
自分の行動には責任を持たないと行けないですからね。
直感には従って即行動する方が良い
思いつきによる闇雲な行動は好ましくない結果をもたらすことも多いですが、直感や閃きからの行動は上手くいくことが多いです。
直感からの行動は、何も考えなくても良い結果を引き寄せる事が多いですし、考えている間にチャンスを逃してしまいかねないので、直感即行動というのが重要な事も多いです。
この記事で書いた「行動によって起きえる結果を客観視してから行動すべし」というのと矛盾していますけれども。
思いつきと直感は違う
思いつきと直感は似ているけれども、かなり違います。
まあ思いつきで行動している本人は、直感で行動しているつもりの事も多いですから、なかなか厄介な面はあります。
思いつきと直感の区別が出来る様になるには、慣れるしかありません。
その区別がある程度できる様になるまでは、他者の為の行動は控えた方が良いかも知れません。
自分の為の行動をしながら、思いつきと直感の区別が出来る様になるまで、試行錯誤することです。
闇雲な行動も客観視しながら行えば、そこから学ぶことはできる
失敗しないと分からない事も多いものですから、闇雲な行動も時には必要なのでしょうが、その行動を客観視出来ていれば、それで失敗したとしても、ああ、これは思いつきからの行動だったから駄目だったのだと学ぶことができます。
