すべては波動であるという事の理解が少し深まった様な氣がする。
理屈として理解していただけで、腑に落ちていなかったのかも知しれない。
原子の隙間の話を書いたことあるけど、その時のイメージは、原子核や電子を固体の様なイメージで捉えていた。
原子核を構成している陽子や中性子、そして電子そのものも波動だというのは、知っている筈なのに、出てくるイメージは、それだというのは、理解してないって事だからね。
そのイメージだと隙間を満たしている根源の氣と原子核や電子は区分けがあるという認識になる。
でも実際は、原子核も電子も波動だから、氣に生じている現象にすぎない。
それらにおって構成されている物質も波動なので、物質も現象なのであって、固定化されたものではない。
それも知っていた筈なんだけど、そのイメージが結びついていなかった。
物質も、氣そのものであるという認識が欠けていた感じか。
で、根源の氣は意識でもあるということ。
根源の氣に生じた波動が物質現象を生じ、それが現実世界を生じさせているということ。
思考や感情も波動なので、物質と思考や感情も別の物では無い。
波動の密度の差に過ぎないということ。
色即是空、空即是色というんは、当にこういうことなんだろう。
いや、これも知っていた筈なんだけど、理解の震度が不足していた。
すべてとつながるとかそういう考え方自体、根本的な事を理解していない。
初めから繋がっているのだし、もっと言えば繋がっているとかのレベルじゃ無い。
時間や空間も根源の気に生じた波動なんだし。
仮想現実の空間や時間を思い浮かべれば、それも理解しやすいと思う。
モニターの中に確かに空間や時間は存在している様に見える。
でも実は平面ですよね。
この現実世界も似た様なものなのかも知れない。
時間や空間も、根源の氣の波動によって定義されているだけで、すべては意識の中で起こっている。
その意識は、我々の意識と共通であり、根源の氣そのものである。
本来、意識は顕在意識とか潜在意識なんかには分離されていない。
エゴが壁を作って分離しているかのようにみせているだけ。
だから、それに氣付けば、初めからひとつであったと理解できるという事。
この理解を、この現実世界での生活にどのように結びつけるかというのが課題ではある。
とりあえず、悟りのために何かをするひつようはないというのは理解出来た。
たぶん、生活の為にも何かをする必要もないのだろうけど、そこまでの得心はまだ無い気はする。
だからヒーリングの仕事は続けるので安心してください(笑)
まあ、目標とか願望とかそういうのは無くす方向にいくかも知れないけど。
目標とか願望ってエゴから来るもので、それに向かって行動して目標や願望を達成しても、それほど幸福感は感じないかも知れない。
降りてくるヴィジョンや直感に従って行動するというのが、本来の行動の在り方なのだろうなと思ったり。
それが直感やヴィジョンなのか、単なる思いつきや思い込みから来る映像なのかの見分けはなかなか難しいものかも知れないが。