良い人
人に対する評価で「良い人」というのを聴くことが多いです。
良い人と言われて喜んでいる人も多いのかも知れませんが、この表現は裏を返せば、特に魅力も無い人という印象を、当たり障りの無い表現にした言葉とも言えるのです。
つまり、良いだけの人という事です。
魅力有る人なら、「素敵な人」とか「凄い人」という様な、何かしらの別の表現になりますからね。
「良い人なんだけどねぇ。。」という表現を偶に聴きますが、この表現は当に「良い人」という言葉の意味を的確に表現している様に思います。
「良い人」の前に、「とても」とか「凄く」等の評価を高める方向の副詞が付くなら、また違う意味合いも出てくるので一概には言えない面もあるのですが、まあ、「良い人」という表現は「可も無く不可も無い人」という意味だと解釈しておいた方が変な勘違いもしなくて済む様な氣がします。
「良い人」というのは悪い評価ではないが良い評価でも無い
確かに「良い人」という評価も、「最低の人間」とか「人間のくず」とか言われるよりは、遙かにマシなのですが、「良い人」という評価は、「良いだけ」という評価しかされていないのだと受け止め、魅力有る人間になる様に自分を高めていく方が、今後の人生にとって有益ではあります。
だからって、短絡的に「悪い人」を目指すのは止めて下さいね。
ワルが素敵と思う層に高評価を受けても、良い人生には為りませんから。
魅力ある人になる
目指すなら、自分が一目置く人達から素晴らしい評価を受けるような人間を目指したいところです。
器の大きい人間に為るために自分を高めたり、何らかの得意分野を更に伸ばしていると、自信が付いてきますから、周囲から観ていて、魅力ある人になっていくものです。
魅力のある人は、人だけではなく運や物事も引き寄せますから、更に魅力が増していくという好循環になります。
他者からの評価は必要以上に氣にしなくて良いが
他者からの評価を必要以上に氣にすることは無いのですが、常に自分自身を高めるために切磋琢磨している人なら、毎度毎度「良い人」という評価しかされない様なことにはならないので、ひとつの指標として受け止めることは役に経つと思います。
魅力ある人を目指しましょう。
魅力ある人というのは、どんな人なのか?
では、魅力ある人というのはどんな人なのでしょう。
スピリチュアル的な面でいえば、「いまここに在る」状態の人というのは、存在感が増していますから、魅力ある人とも言えますね。
その状態で在れば、幸せ感や感謝の氣持ちに溢れています。
世間一般的な評価での魅力ある人の定義とはずれているとは思いますが、根本的な事を言えば、こういう事です。
それは、神と共に在るという存在の状態です。
この状態であるなら、氣も満ち溢れていますから、人を引き寄せる力も増しています。
魅力とは、人を惹きつける力ですからね。
いまここに在る事によって、世間的な評価における魅力的な人の条件は後から付いてくるものです。