願いが叶う事が、その人の人生にとって良いこととは限らない
願いが叶ってしまった為に、不幸になってしまうことがあります。
これは、どういう事かと言いますと、氣の状態が悪い時に持った願いというのは、その人の人生にとって害になることがあるからです。
決して、「人生はプラスマイナスゼロだから、願いが叶った分、どこか他の面でマイナスになる」という事ではありません。
氣の状態が悪い時は、人生をトータルで見通すことも出来ませんから、その時の感情だけで強い願いを思ってしまうものです。
そして願いが叶えば幸せになれると思っている人も多いです。
でも、ちょっと考えてみて欲しいのですが、「願いが叶えば幸せになれる」と思っているということは、裏を返せば、「いま、自分は不幸である」と宣言している様なものなのです。
不幸であると宣言しているのですから、不幸な結末を引き寄せるのは必然です。
また、不幸な精神状態の人が、幸せな人生をおくれる願いを持てる可能性は低いです。
氣の状態が良い人は自然に願いも叶っていく
氣の状態が良い人は、「願いが叶ったら幸せになる」とは思いません。
既に幸せですからね。
当然、願いが叶えば喜びますし、感謝もしますし、幸せだなぁと思います。
でも、それは「願いが叶ったから幸せになれた」というニュアンスとは違います。
幸せな精神状態で持った願いは、自然に叶いますし、更に幸せな人生に繋がっていきます。
幸せになる為に何かをするのでは無く、幸せだから何かをしているのですから、更なる幸せに繋がっていくのは当然ですし、その状態での選択は、人生にとってプラスになります。
氣の状態が悪い人の選択は、裏目に出ることが多い
これは、特に恋愛面で顕著に現れる氣がします。
周囲から反対されても、この人じゃ無きゃ！とか突っ走って、結婚したけど、後々周囲の人の言ったとおりだったと後悔する人の話はよく聞きます。
確かに周囲の判断が絶対に正しい訳ではありませんし、反対を押し切って結婚した結果、幸せな結婚に繋がった人もいますから、一概には言えないのですが、氣が悪い状態では、相手の上っ面しか見えないので判断を誤るのでしょう。
例えば、DVの人などは、外面は良い人が多いので簡単に騙されてしまう訳です。
DVのようにあからさまな問題だけではなく、自分自身が癒されていない状態では、自分と合う相手を選ぶことも不可能ですから、こんな筈じゃ名無かった、、という様な不満を抱えている人も多いでしょう。
でも、法的に離婚する程の問題にもならないため、離婚するとなると自分が慰謝料を払わないといけなくなる可能性があるから、踏み切れずモヤモヤしているかも知れません。
自分が変わらないと似た様なことを繰り返す
氣の状態が悪い時の選択というのは人生にとって良いことにはなりません。
不幸な現状を変える為に、例えば離婚して新たな相手を求めても、結局、以前と同じ様な相手をを選んでしまうのです。
本人的には、同じ過ちを繰り返さない為に、慎重に相手を選んでいるつもりなのですが、同じ事を繰り返してしまいます。
この場合の精神的傾向として、「前みたいな人は絶対に嫌だから避けたい」というのがあると思いますが、結局、その想いが似た様な人を引き寄せるのです。
そうではなく、理想の相手をイメージして引き寄せるのがセオリーなのですが、氣の状態が悪いまま理想のイメージを想像しても、おそらく上手くいきません。
現状を変えようと頑張っているのに似た様な事ばかり繰り返されると、何で自分ばかりこんな不幸な目にあうのだと、神を呪う氣持ちになる人もいるかも知れません。
でも、それを選択したのは自分自身ですから、誰を責めることもできないのです。
不幸な精神状態での選択は、不幸な人生しか引き寄せませんから。
自分の氣の状態が悪いことを認めて、それを変える
氣の状態が悪いことを自覚していなかった自分の責任ではあります。
でも、氣の状態が悪くなった原因は、育ってきた環境の影響が大きいですから、自分が悪い訳ではないのです。
ただ、そこから抜け出す為には、自分の氣の状態が悪いことを自覚し、自分の氣を高めることが必要です。
それをしないと、いつまで経っても不幸な人生のままになります。
氣を高める作業・方法を行って頂いたり、そのサポートとしてヒーリングをご利用頂くと、不幸な精神状態から抜け出すスピードを速める事ができますので、ご検討いただければ幸いです。
