いまここが重要と言い続けているものの、その「いまここ」の定義が段々変化している。
まだ頭で考えてしまっているのかねぇ。
全方向の宇宙を意識した時、その空間そのものである無の体感的なものがくるのだけど、それって「いま」そのものっぽいなぁって感じる事が増えてきた。
星は有であり、遠い過去の姿なんだけど、有じゃ無い全体は、「いま」なのだろう。
その無は、物質を構成する原子の隙間でもあるという事。
当然、身体の隙間も無という事になる。
「ここ」も宇宙全体なんだけど、有の方なのかなぁとか。
無だけを意識するのも足りないし、有だけを意識するのも足りない感じ。
だから「いまここ」なんだろうね。
別の表現をすると、「いま」は創造そのもので、「ここ」は被創造物と言えるのかも知れない。
これまでも、このことは漠然と感じてはいたのだけど、いまいち言葉として表現できなかった。
言葉にしてしまえば、大した事言って無いのだけど、それでも何か腑に落ちた感じはする。