趣味を仕事にしても上手くいかない人が多いのは何故なのか

2015年10月19日

趣味なら自分のペースで良いけど、仕事はそうはいかない

趣味を仕事にして上手く行く人もいれば、上手く行かない人もいます。
その差はなんだろうか?と考えることがあります。
趣味なら自分のペースで好きな様にこなせば良いけど、仕事だとそういう訳にはいかないというのも、大きな理由のひとつなのかな?と思います。

それで段々嫌になって、上手くいかなくなって廃業してしまう感じでしょうか。

例え話

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例えば、料理が好きで、美味しい料理が作れる人が、食堂始めたとしても、毎日毎日同じメニューの料理を何度も繰り返し作り続けることに嫌氣が差してきてやめてしまうっていうのはあるかも知れません。

また、お客さんはそこまで味は求めていない事に氣付いて嫌になるということもあるでしょう。

食堂を選ぶのは美味しさだけじゃないですからね。

お店の雰囲氣とか、スタッフ目当てで訪れる常連さんとかも多いです。

味は素晴らしいのに流行っていないお店もあれば、味はそこそこなのにめっちゃ流行っているお店もあります。

実際にあったこと

友人がオーナーの喫茶店の話ですが、2008年頃リーマンショックの煽りでお店の近辺の工場群の稼働率が下がり、その煽りで、いつもランチを食べに来てくれていた人達の客足が遠のいて、どうにかしなきゃいけないという事態になりました。

それで健康に良い新メニューを導入したり、お得なセットメニューを設定したりと、かなり営業努力をしたのですが、不景氣の影響は深刻でなかなか客数は戻らなかったそうです。

その時、長く勤めていたパートさん達が何人か退職することになり、新しいパートやアルバイトを募集したところ、偶々、容姿の良い女性ばかり応募してきて、その人達を何人か雇ったそうです。

そしたら、てこ入れをしても戻らなかった客数が以前に近い水準まで戻った様で、友人は「結局、世の中というのは、そういう事だなんだな」と苦笑いしてました。

客数が戻ってめでたしめでたしではありますが、複雑な心境の様でした。

でも実際、近所でも流行っている喫茶店は、そこそこ男前、美人のスタッフさんがいるところだったりするんです。

味なんて、そこそこ美味しければ問題無くて、他の要素がお店が流行るかどうかを決めてしまうという現実。

料理の内容とは関係無いところで飲食関係の客数が変化するという現実は、料理好きで美味しい料理を作れる人程、嫌になる現実かも知れませんね。

もちろん超絶に美味しい料理が作れるなら、料理以外の要素を氣にする事無く流行るでしょうが、そこまでのお店は希でしょうね。

他の業種でもそういう傾向はある

料理に限らず、様々な業種でも、そういう傾向はあると思います。

数をこなさないといけないという事や期限が切られている事のキツさというのを、甘く見ている人は途中で嫌になって趣味すら止めてしまう事もあるでしょう。

また職種の能力とは関係無い容姿や雰囲氣等で、仕事量が決まってしまうこととかも理不尽すぎて嫌になるかも知れません。

完全に自分の腕だけで勝負できる職人さんなら、能力とは関係無い事の影響は最小限になるでしょうが、それでも何かしら腕とは関係無い事の影響はあるものです。

趣味を仕事にしたいなら、理不尽な要素を乗りこえる覚悟が必要

趣味を仕事にしたいと考えている人がいましたら、その点を考えてみて、本当にそれらに耐えられるのか?を熟慮して欲しいと思います。

不特定多数の人と関わることですから、理不尽な事は本当に多い。

好きな事は趣味だけに留めておいた方が幸せな事も多いです。

それでもいけると判断したなら、思い切って行動して欲しいですが、ある程度の覚悟は必要です。

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