何事も全力でやることが推奨されがちだが、それは本当に正しいのか
常に全力で取り組むことが素晴らしいとされている様な空氣がある様な氣がします。
でもそれは半分正しくて半分間違っている様な感じがしています。
何かをやるに際して手を抜くのは間違っているので、手を抜かないという意味では、全力で正しいと思うのですが、だからと言って何でもかんでも全力でやれというのは間違っているのでは無いか?という想いもあります。
能力が低いと全力でやらないといけない事が増える
3の力しかない人が3の力の必要な作業をするなら、全力でやらないとダメでしょうが、10の力のある人が3の力が必要な作業をするなら、余裕を持ってやれます。
ところが、端から見ると、全力でやっている3の力しかない人の方が、余裕をもってやっている10の力のある人より頑張っていると評価されてしまう傾向がある様な氣がするので、そういうのは間違っているのではないか?と言うことです。
日頃の切磋琢磨で能力の底上げをすること
日々の鍛錬で余力を沢山付けている事で余裕をもって作業が出来る人のほうが、普段鍛えて無い為に力が足りなくて毎度毎度全力でやっている人より素晴らしいと思うのです。
ですから、全力でやることを推奨するのではなく、日頃から能力を高めるために切磋琢磨することを推奨するのが正しい在り方ではないのかな?と思います。
何事も真剣にやることは大切
余裕があることで驕ってしまい、手を抜くのは間違っていますよ。
何事も真剣にやることは必要です。
真剣にやることと全力でやることは意味が違いますからね。
能力不足で全力を出し続けないといけない場合、必死になってる感じになり、物事は上手くまわらなくなります。
真剣と必死も違いますからね。
余力があることで、真剣かつ、余裕をもって事に当たれるので、物事が上手く流れやすくなるのです。
毎度毎度、全力でやらないといけない時点で日頃の鍛錬不足なんだと反省し、能力の底上げに取り組むことが大切な様な氣がします。
創造力を発揮出来るのは余力のある時
本当の意味で創造力を発揮できるのは氣を全開にする時なのですが、余力を持って余計な力を抜いた状態でないと、氣の全開の状態にはなりません。
委ねる氣持ちになるにも心の余裕が必要です。