この辺が、いまいち整理出来ていなかった様です。
私にとって、気の感覚はあまりにもナチュラルな感覚で、五感と同じ様なものだったので、気の感覚も五感と同様に極わずか過去の感覚だと無意識に受け止めていたらしい。
気の感覚は「いま」なのは分かっていた事なのに、変な刷り込みが起きていたという事です。
その刷り込みは、日常生活にはさほど影響は無かったのだけど、現実化とかヒーリングの足を引っ張っていた可能性はありますね。
この刷り込みだと、人や物の気配(気の波動)は、それぞれの人や物から出ているという事になります。
見かけ上は、そうなんだけど、真実は因果関係が逆転している訳です。
先に気の波動が在り、それに応じて具現化されているというのが真実ですから、人や物から気が出ているという認識そのものが真実と違っている訳です。
物体として存在している対象を感じるのは五感であり、それは極わずかに過去の映像なのだけど、その人から出ている様に見える気の波動の方が先に存在しているという事。
そして気の感覚というのは、先に存在している気の波動を感じる事であるということですね。
だから、気の感覚は皮膚感覚の拡大だという私の解釈そのものが真実と違っているという事でもある。
気の感覚は魂の感覚だという認識に改めました。
そして、気の感覚は「いま」の感覚でもあるという事。
そこの所を誤解していた訳です。
気功歴29年にして初めて気が付いた(笑)
なまじ気の感覚とか分からない人の方が、現実化は上手くいく様な気がしますね。
気の感覚があまりにもナチュラルな感覚になると、五感と同列のもの認識してしまっている事になるなんて、思いも寄らなかった。
突き詰めていった時に、毎度、ループしていた問題が、この認識の変更によって、あっさり解決しましたよ。
気功師さんみんなが私の様な勘違いをしている訳ではないので、誤解しないで下さいね。
こんな勘違いをしていたのは私だけかも知れませんし。
いやぁ、まいったぜ。。
結局のところ、気を感じている時はずっと「いま」を感じていたのに、気の感覚も過去の感覚だと思い込んでいたから、「いま」ちゃんとを感じられなかったということです。
既に「いま」を感じていたのに、それは「いま」ではないと思っていて、その状態で「いま」を感じ様としていたわけですよ。
そりゃ、混乱しますよね。
その根本的なところを誤解していたので、どうしても突破出来なかった壁があった訳です。
既に「いま」を感じているのに「いま」を感じてないと思い込んでいたので、せっかく感じている「いま」を無視してたという事ですからね。
当然、自分の気の波動も「いま」に在る訳です。
そして他者や物の気の波動も。
気配が先で、現象や物体は気配に応じて出現するなんてことは常識レベルで知っていたはずなのに、分かって無かったという。
ヒーリングだってそういう事なのにね。
補足
一応補足しておきますと、ここでいう気の波動は根源の気に生じる波動の事ですね。
物質レベルに近い気というのもありますから、全ての気の波動が「いま」という事ではないのだけど、一般的に気配に相当する気の波動は「いま」に在るという事です。