成りたい状態を想像し、それに向かって変えて行く
自分を変えようとする時に、今の自分が嫌だから、嫌なところを直したいとか、そういう考え方で変えようとする人は多いと思います。
でも、それだと意識が合わさっているのは、嫌な状態の自分である為、あまり変化はでてきません。
仮に成長していても、嫌なところばかり目についてしまい、氣持ち的には、自分は駄目だという想いから抜けられないものです。
理想のイメージに向かって進む
変えたいと思うきっけは、今の自分じゃ駄目だからという事で構わないのですが、変える事に決めたら、成りたい自分に成る為に変える方向に氣持ちを切り替えた方が良いです。
駄目な状態を無くそうとするのではなく、理想の自分をイメージし、それに向かって変えて行くということです。
同じ様に思うかも知れませんが、駄目な自分に意識が合わさっているのか、理想の自分に意識が合わさっているのかの違いがあり、その違いが結果に大きな影響を及ぼします。
潜在意識は否定型を理解出来ない
潜在意識は否定型を理解できないので、その様な違いが出てきます。
ですから、自分の嫌なところを変えたいなら、「こういうところを直したい」と思うのではなく、それが直ったらどんな人間になっているかを想像し、「想像通りの自分になる」ことを目指すことが正解です。
仮に、寝坊をするのが多くてそれを直したいなら、「寝坊をしないようになる」ではなく、「早起きできる様になる」とか「規則正しい生活をする」と言う様な感じで思うことです。
始めのうちは理想のイメージとほど遠い自分に嫌になる事もあるでしょうが、そういう想いも含めて変えて行くことが、理想の自分に向かうということですから、湧いてきたネガティブな氣持ちは書き出して捨てるなりしながら、一歩一歩着実に理想の自分に向かって進んでいくことが大切です。
千里の道も一歩からです。
一歩踏み出せば一歩近づきます。
一歩一歩は小さくても、継続していくことで、その積み重ねが大きな変化に繋がります。
急がず慌てず、悠然とした氣持ちで、理想に向かっていって下さい。
遠回りのようで、結果的にそれが一番早いものです。