現在の出来事を感じる事はできない
感じている世界というのは、現在の姿ではなく、極わずかな時間ではあるけれども過去であるということです。
例えば視覚に映っている姿は、対象から反射する光を眼球で感じ、それを脳の視覚野に送り解釈されたものですよね。
極わずかとは言え時間が経過しているので、現在の姿ではないのです。
いま、この瞬間の状態は感じることはできないということです。
つまり、極わずかとは言え、常に過去を感じている訳です。
認識した状況をどのように解釈するかで現実が変わる
認識した過去の状況に対して、どう解釈するかで現実が変化するのですが、認識することの不可能な、いまこの瞬間に自分の解釈によって創造が行われているということかも知れません。
認識出来ない、今この瞬間に創造が起き、それを認識しているということですね。
認識している世界の極わずか後ろ
いまこの瞬間というのは、体感的には、認識している世界のほんの少し後ろ辺りに意識を合わせる様な感じになるかと思います。
それは現実世界の全方向に対して、そういう感じで把握する事ができます。
氣や思考は過去にも干渉出来るので、いまこの瞬間にアクセスしなくても影響力はある
とは言え、氣や思考は過去にも干渉出来るので、認識している対象(極わずかの瞬間の過去の映像)に意識を合わせても、ある程度干渉はできます。
ただ、現実世界の裏側に意識を合わせて想像することに比べると影響力は落ちます。