幸せになる為には現状を変える必要がある
人は幸せになりたいと思いつつも、現状を変える事には抵抗しがちなものです。
結局、今の慣れている不幸な現状の方が楽というか、知っているから怖くないっていう氣持ちが邪魔をするのかも知れません。
幸せな現実というのは、ある意味、未体験ゾーンですからね。
意外とやっかいなんですよね、現状にしがみついたままで幸せになりたいって氣持ちは。
現状とは自分の在り方
今、不幸なら、その不幸な現状を手放さないと、幸せになれないということは理解する必要があります。
そして、現状とは、突き詰めていけば、自分自身の在り方ですから。
自分はそのままで、周りが変わることで幸せになりたいという事なのですが、体験している現実は自分の心の投影ですから、自分の在り方が変わらないことには、現実が変化していかないものです。
不幸だからといって、自分が悪いからという事では無い。
誤解の無い様にお願いしたいのは、体験している現実が自分の心の投影だからと言って、自分が不幸なのは、自分が悪いからという意味ではないのです。
思い込みというのは、生まれ育った環境で、周りから刷り込まれたものなので、その思い込みを持つことになったのは、自分が悪い訳でもないし、自分のせいという訳ではないからです。
ある意味、それは持って生まれた宿命としか言いようが無い事であって、それは自分でどうこうできる問題ではありませんから。
でも、思い込みを基に現実が創造されてしまうので、現状を変える為には、自分を変えないとどうしようもないのも事実です。
生まれ育った環境によって無意識レベルで形成されてしまった思い込みは、その氣になれば整理し修正することは可能です。
不平不満を抱えながらこのまま過ごすか、自分の思い込みを変えることに取り組むことで、新しい生き方を踏み出すかの選択権は、自分自身にあります。
自分が悪い訳ではないのに、自分を変えないといけないことに納得いかないかも知れないが
自分が悪い訳ではないのに、自分が変わらないといけない事に納得いかない面もあるでしょうが、そういう風に現実が動く以上、それはそういうものなのだと受け入れ、自分の思い込みを整理していくしかないのです。
思い込みは、人格を構成する大きな要素ですから、それを変えることに抵抗あるのも分かります。
周りの奴らが悪いのに、どうして、自分が変わらなければならないのだ!と思う氣持ちも理解できます。
私自身もそうでしたし。
でも、それでは何も変わっていかないですから、それは受け入れるしかありません。
自分を変えないと現実は変わらない
自分を変えないと、現実は変わらないのです。
逆に言えば、自分を変えることで、現実を変えることが出来るということでもあります。
他人を変えることは出来ませんが、その氣があれば自分を変えることは出来ますから、現実を操る手段をすでに持っていると考えることもできるのです。
その場合、「自分が悪いから」という想いから変えるのではなく、「自分の幸せにとって必要のない思い込みを捨てているだけ」という捉え方で良いと思います。
自分と向き合い始めると、最初はショックを受けることもあります。
自分が思っている程、大した人間じゃないことが分かってきますから(笑)
それを笑い飛ばせる様になってくれば、限定された自分を超越し始め、全てと一体である偉大な自分に向います。
人間って、理想論者が言うほど素晴らしくないけど、悲観論者が言うほど悪くもない。
自分と向き合い変化していくことは成長すること
ありのままの自分を受け入れることから変化が始まります。
今、苦しい現状なら、思い込みを変える必要があるというだけの話ですから、淡々とそれを変えていくしかありません。
その過程で、自分は何てダメな人間だ!とか、何で自分が変わらないといけないのだ!とか感情的になる事もあるかも知れませんが、深呼吸して心を落ち着かせて、淡々と変えて行ってください。
自分と向き合い変化していくことは成長だと思います。
成長していけば、それは喜びにつながりますから、自然と幸せな現実を具現化しやすくなります。
成長することが、幸せに繋がっていくのだと思います。