決めつけばかりしていると人生が制限される
人や物事をステレオタイプ的に決めつけないことは、とても大切なことです。
自分の物事に対する見方が、次に体験する現実の選択になり、それによって未来が展開していくからです。
よくあるステレオタイプな決めつけ
男は・・
女は・・
今時の若い者は・・
芸能人は・・
公務員は・・
政治家は・・
オタクは・・
果ては、血液型で決めつける人までいる始末です。
物事は予測通りに振る舞う
物事というのは、自分の予測通りに振る舞う傾向があります。
また、人は自分の観たいようにしか物事を観ないものです。
ですから、ステレオタイプ的な物の見方が、一見当たっている様に感じてしまう人が多いのかも知れません。
でも、その決めつけが、自分の人生の可能性を制限してしまうことになります。
もっと、違う見方をしていれば、その人の違う側面を知り、新たな展開もあったかも知れないのに勿体ないです。
状況に対する決めつけもある
人に対する決めつけだけではなく、状況に対する決めつけというものあります。
その時は、もう相手がどういう人なのかも関係無くなっています。
決めつけてばかりいると自分の人生を制限してしまうので、自分の物事の見方を整理した方が有益です。
ステレオタイプ的な人が多いのも事実、でも違う人も沢山いる
確かに、ステレオタイプ的な人が多いのは事実です。
仮に、かなり多めに見積もって、ステレオタイプ通りの存在が9割だったとしても、残りの1割は違う訳です。
日本人に限定しても1200万人は当てはまらない訳です。
実際は当てはまる人はもっと少ないですから、相当数の人はステレオタイプ的な人ではありません。
それなのに、自分の決めつけで相手を判断してしまうのは勿体ないです。
決めつけなければ、素晴らしい展開の可能性があったのに。
血液型性格判断に関して
血液型に関して言えば、よく、「あの人はA型なのに、O型っぽい」とか、「B型なのにB型らしくない」等の会話を耳にすることがあります。
なぜ、そこで、血液型性格判断が間違っているかも知れないという話にならないのが不思議でしょうがない。
性格は氣の状態とリンクしている
性格は氣の状態と関連していますけど、氣の状態は血液型とは、ほとんど関係ありません。
そして氣の状態は、思い込みを整理したり、抑え込んでいる感情を解放していくと、変化していきます。
性格を構成する要素に含まれる氣質には、多少は血液型も関係しているかも知れませんが、誤差の範囲だと思われます。
性格の内、氣質の占める割合は3分の1以下ですから、氣質がそのまま性格ということではありません。
感情の表現の仕方は氣質の影響が大きいでしょうが、感情が出てくるのは、思い込みと抑え込まれた感情の影響がとても大きいです。
血液型で性格が決まるなら、性格が変わることは無いでしょう。
でも、現実的には経験によって性格は変わりますよね。
荒んだ生活環境で育って、荒れ果てた性格だった人が、周りの人に恵まれることで改心し、とても穏やかな人になるという様な事はよくあることですし、逆パターンもありますよね。
性格は環境の影響が大きいのです。
ただし、ひとつ可能性として、血液型性格判断を信じた為に、自分の血液型に応じた性格判断の通りの性格に変化させてしまうことはあるかも知れません。
因果関係が逆ってことです。
物事を決めつけず、きちんと観察し見極めること
大切なことは、物事を決めつけず、きちんと観察し見極めることです。
決めつけは条件反射的思考ですが、そんなことをしていたら、物事の兆しに氣付く事もできません。
どれだけ運が良かろうが、自ら兆しを潰してしまったら、良い変化など起きてきません。
決めつけフィルターを外して、中立的に人や物事を判断することが大切です。