信じているという事は疑っているという事
上手くいくと信じれば上手くいくと、現実化の話ではよく言われていますが、それは間違いです。
信じているというのは本音の部分では疑っているので、結局、上手くいかない事もあります。
疑いすらしていない状態は、信じているのではなく、分かっているとか知っていると表現できると思います。
この差は大きいです。
信じていると分かっているの違い
夜になって次の朝に日が昇ることは信じているのではなく、何の疑いもなく朝日が昇ることは当然だと分かっています。
現実化のシステムに対しても、信じているレベルでは無く、上手くいくのは当然だと分かっているレベルになることで、上手く行く様になる訳です。
自然現象以外の例もあげてみます。
分かっているの例
例えば、伊勢市から名古屋に行く用事があるとします。
電車で行くことにしたとして、名古屋行きの近鉄電車に乗れば、名古屋に着きますよね。
それは名古屋に行けると信じているのではありません。
疑う余地も無く名古屋に行けると分かっているという事です。
何の不安もありませんよね。
これが上手くいくことが分かっている状態です。
信じているの例
仮に同じ行動をするのが小学生の低学年の児童で、初めて一人で伊勢市から名古屋に行くとしたらどうでしょう。
そのまま名古屋行きの電車に乗っていれば名古屋に着くと教えて貰っているけど、この電車で本当に大丈夫なのかなぁ?とか、何かしら不安な氣持ちがあるかも知れませんね。
それは分かっているのではなく、信じているレベルの精神状態だからですね。
現実化も似た様な感じです。
こういう風にやれば上手くいくと分かっているのか、信じているのかという事ですね。
信じている状態でも、上手くいくことは多いのですが、やはり分かっている状態には敵わないです。
何事も不測の事態というは起きえますから、分かっている状態でも100%上手くいくとは限りませんが、不測の事態に巻き込まれる可能性は、信じている状態よりは遙かに少ないものです。
名古屋行きの例で言えば、事故で電車が止まっても大人なら、他の方法で名古屋に行く方法はいくらでも見つけられますが、小学生の低学年の場合、電車が止まったらそこで親に迎えに来て貰う位しか方法はありませんから、名古屋行きは断念になる可能性が高いです。
この差が、信じていると分かっているの差の様なものです。
どうすれば分かっている状態になれるのか
誰しも現実化に取り組み始めた当初は、信じているレベルからは中々先に進めないものです。
でも、何度もトライアンドエラーを繰り返しているうちに、上手くいくときの流れ的なものを掴んでくると、どういう風にすれば、確実に上手くいくかが分かってくるものです。
特に、どのような精神状態で在る時に上手くいきやすいかを認識してください。
その状態は、個人差があるので、自分自身で感覚を掴むしかありません。
把握したら、今度は意図的にその精神状態を再現する事を練習していきます。
慣れることが大事
習うより慣れろと良く言いますが、現実化もその様な事がいえると思います。
始めは、簡単かつ人生にあまり大きな影響の無いことで練習をするのが良いと思います。
小さな現実化を繰り返すうちにコツが分かってくると、大きな事も疑いなく上手くできる様になってきます。
宇宙の力にとって、社会上での小さな事も大きな事も大して差はありませんからね。