宇宙を意識する時、上方向ばかり意識していないだろうか
宇宙を意識することは良いのですが、その時、上方向にばかり意識を向けてしまう傾向がある様に思います。
上に意識を向けすぎているから、エネルギー体が身体より上方向にずれている事が多いのです。
宇宙を意識する時に、上方向しか捉えないことで、様々な不具合を引き起こすのでしょう。
それを修正する為に、大地を意識するのがグラウンディングではあるのだが
上にばかり向かっている意識を地球にも向けるためにグラウンディングを行ったりする様ですが、その場合でも狭い範囲の大地を意識して、そこに繋がる様な感じで終わってしまうことが多い様です。
大地に立っているという認識だと、地球の上に自分が立っているという感覚になります。
そうではなく、自分が今居るのは、地球の表面であるという認識を持ってみてください。
宇宙から眺めているところを想像すれば、地球に自分がぶら下がっていることが分かると思います。
そもそも上とか下とかいうのは、あくまでも地表と自分との相対的な関係による認識です。
自分が下と思っている方向は、地球の反対側の人からしたら上ですから。
そういう大きな視点で自分の立ち位置を捉えることで、地球との繋がりが密になります。
それだけでもずいぶん状態は改善するのですが、根本的な解決にはなりません。
宇宙は全方向に広がっている
根本的な解決とは、宇宙が全方向に拡がっていることを認識することです。
宇宙は上方向だけじゃないですよね。
水平線方向にも宇宙は広がっていますし、地球の反対側にも宇宙は広がっています。
そんなことは当たり前だと知っているはずなのに、何故か宇宙を意識する時に上にばかり意識を向けてしまうのは頂けません。
宇宙を意識するのなら、上空方向だけではなく、水平線地平線方向である前後左右、そして地球の反対側の宇宙も意識することが大切です。
結局、上方向の宇宙しか意識しないから、グラウンディングという作業が必要になってしまうのです。
地球の裏側も含めた全方向を意識するとらえ方に変えることで、宇宙の一部としての地球も含めて宇宙を感じる事ができますし、自分も宇宙の一部だと認識できるものです。
そうなれば身体とエネルギー体もバランス良く収まります。
止まっているものは何も無い
それと宇宙を意識する時に限ったことではありませんが、特に宇宙を意識する時に思い出して欲しいことがもう一点あります。
それは自分が宇宙空間をもの凄い速度で移動しているということです。
じっとしている時に止まっている様に感じるのは、あくまでも地球に対しての相対的なことです。
地球は自転しながら太陽の周りを公転しています。
その太陽も銀河系の端っこの方を螺旋運動をしながら公転しています。
その銀河系も銀河団の中を自転しながら公転していますし、更に、もっと大きな銀河集団の中を、という感じで移動しています。
自分が、想像も出来ないような速度で宇宙空間を移動している事実を認識することで、宇宙とのシンクロも進みやすくなります。
認識するまでは、移動しているのに止まっているつもりだった訳ですから、事実と認識がずれていますからね。