事実は印象通りとは限らない

2015年10月17日

印象だけで決めつけないこと

以前、名古屋で地下鉄に乗っているとき、私の隣に座っていた女性に、後から来た女性が言いがかりを付け始めたことがありました。
結構、酷い言いぐさで、延々と続けていたので、私は「公共の場でそんなこと言うのはやめましょうよ」と諫めたのですが、止まりません。

言われていた女性は始めの内は我慢していたのですが、限界に来たのかぶち切れて、言いがかり付けてる女性に対して怒鳴りました。
そしたら、言いがかりを付けていた女性が一転、わざとらしい嘘泣きみたいな感じで、しくしく泣き始めました。
見た目的には、始めに言いがかりを付けていた女性は、女の子っぽいカワイらしい服装で、切れて怒鳴った女性の方は、ボーイッシュな感じで、若干、きつめな雰囲氣のある人でした。

で、やり取りの途中で地下鉄に乗って来た男性が、怒鳴った女性に対して、注意を始めました。
一連の流れを見てない為、怒鳴った女性が加害者で、泣いている女性が被害者の様に見えたのでしょう。

注意を始めた男性は、正義感から始めたことなんだろうけど、流れを知っている私からしたら、状況も知らずに何善人ヅラしてんねん!って話になりますから、私が切れました。
その男性に対して、「状況も知らんと文句言うな。泣いているこいつが悪い」と苦言を言いました。

その男性は、間違いに氣付いた様で、怒鳴った女性に謝罪して他の車両に移動しました。
物事を近視眼的にしか受け止められ無いだけで、悪い人では無かったのでしょう。
注意された女性は私に御礼を言って下さり、泣いていた女性はバツが悪くなったのか、嘘泣きをやめて他の車両に逃げていきました。

善意からの行動も、状況判断が間違っていたら害悪な行動になり得る

何が言いたいかというと、状況を条件反射的に判断しないことが重要ということです。
注意した男性だって、善意からの行動だった訳ですが、判断が間違っていたから、被害者を加害者と決めつけて注意するという愚行に至った訳です。
その男性的にも凄く後悔したことでしょう。

もしかしたら、言いがかりを付けていた女性が、以前、相手の女性に酷い目にあって仕返しをしようとしていた可能性も無きにしも非ずですが、言いがかりの内容から判断するに、それは無さそうだと私は判断しています。
この人に何かされたとかそういう内容では無く、その人の容姿や家族に対する誹謗中傷的な内容でしたからね。

例え話

上記の話は実体験ですが、例え話をあげるとすれば、夜道で厳つい男性が、か弱い女性と捕まえて怒鳴っていて、女性がが泣いていたら、多くの場合、男性が悪いと決めつけて、男性を非難しようとする人が多いかも知れません。
でも、可能性の話として、実は女性がスリの犯人で、男性がすられたことに氣付いて、捕まえて怒鳴っているという様なことだってあり得ます。
男性が悪いと決めつけて男性を取り押さえたら、その隙にスリの女性が逃げてしまいますからね。
ですから、仲裁に入るなら、両方を確保しないと駄目なんです。

印象だけで裏も取れてないのに、一方だけを悪いと決めつけるのは愚かなことです。

印象とは真逆の可能性も考慮すること

満員電車で、女性が「この人痴漢です!」と男性の腕を捕まえて叫んだとしても、現場を見ていないなら、示談金目的の狂言の可能性も常に頭に於いて、対応すべきだと思います。

また、とても親切な人の様に見えた人が、悪徳業者や詐欺師だったという様な事もありますよね。

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事実は印象通りとは限らないということを、常に頭に置いておくと、様々な可能性に対してオープンになれるのではないかと思います。

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