繰り返しは宇宙の性質
楽しいことにしても、嫌なことにしても、よく同じ様なパターンを繰り返すものです。
楽しいことなら嬉しいけど、辛いことが繰り返されるのは嫌ですよね。
でも、繰り返すということ、そのものは宇宙の基本的な性質であり、良くも悪くもありません。
波の満ち引き、月の満ち欠け、昼と夜、巡る季節・・・。
全てが繰り返しです。
そして繰り返しながら、変化しています。
同じ様なことを繰り返していますが、全く同じということはありません。
繰り返して同じ様なところに戻っていますが、以前とは違っています。
地球は太陽を公転してるので、季節毎に太陽に対して同じ様な場所に戻ってきますが、太陽も銀河の中を公転していますから、宇宙空間に対して言えば、全く別の場所に移動しています。
似ているだけで、全然違うということなのです。
まるで螺旋階段の様に移動しています。
繰り返しがあるお陰で、氣付くべき所に氣付けるまで、何度でも体験できる
氣付きも同じ様に進んで行きます。
前と同じ様な現実のパターンを繰り返しつつも、理解は深まっていきます。
意識的に生きるようになれば、嫌なパターンは繰り返す必要もなくなって来ます。
でも、それまでは繰り返します。
氣付きを深める為と思えば、繰り返しがある事で見落としが無くなるので、有り難いことでもあるのです。
氣付きが深まっても、更に似た様な体験は起きるでしょうが、自分の受け止め方が変化しているので、受け取るものは変わってきます。
以前は辛かったけれども、似た様な体験が、今度は楽しいことに変わる可能性も秘めているのです。
そうしていくうちに、楽しいことの繰り返しが増えてくるものです。
とは言え、親しい人との別れ(死別を含む)というのは必ず訪れますし、他にも避けられない悲しい出来事や辛い出来事はありますから、嫌な出来事が完全に無くなることはありません。
それでも受け止め方は変わりますし、嫌な出来事の頻度も最小限になっていくものです。
生きに死にというのも繰り返しですし、出会いと別れも繰り返しですから。
氣付きの深化は螺旋階段の様に進む
それはともかく、氣付きの深化が螺旋階段の様な感じで進んでいくことを理解していると、繰り返す出来事に対する受け止め方が変わりますから、ぜひ、覚えておいてください。
また同じ事繰り返している。。とネガティブに考えなくて良いのです。
今度は何に氣づけば良いのかな?という好奇心で繰り返される似た様な状況を観察してください。
新たな氣付きがやってきますよ。