理想の達成の為には、現実を向き合う事が大切
理想論ばかり並べて、浮き世離れしてしまうのは、色々問題が出てきます。
もちろん理想のヴィジョンを持つことは大切なのです。
理想に向かって行動することは必要ですし、そうあるべきだと思っています。
ただ、未だそれが可能になる状態ではないのに、理想通りの状況になっていないからと現状の批判ばかりするは、理想に向かうこととは違います。
理想を追うばかりに、現実を無視した対応をし過ぎて、かえって理想の実現が遠のいてしまうという例は沢山ありますからね。
それよりは、現実的な対応を少しずつでもしていくことで、変化を積み重ねていった方が、結果的に理想に早く近づけるものです。
現状と理想を照らし合わせて、妥協するところは妥協しないと、何も進みません。
高い理想を持ちつつも、現状に応じて出来るところからやるということも必要になります。
不安が強すぎて、委ねる氣持ちが足りないので、結果を急ぎするのでしょうね。
現状の批判だけでは、何も変わりません。
現実化の法則からすれば、現状への反発心が強ければ強いほど、現状を留めてしまうことになるので、余計に理想の現実が送れます。
現実的な対応も大切
現実的な対応というのも、また大切な事です。
例え現状が理想とかけ離れているとしてもそれを否定せず、理想のヴィジョンに意識を合わせつつも、かけ離れた現状に応じた対応もしていく必要があるのです。
それが自分の理想とは違う対応をせざるを得ないとしても、現状が理想的な対応では上手くいく様な状況でないなら、現状に合わせた行動をする事を受け入れることです。
理想的な行動以外は嫌だ!なんて言って何もしなかったら、状況は何も変わらないどころか悪化しかねません。
理想に向かう行動によって、現実が変わって行く
理想を実現しようとすることと、現状を変えようとすることとは、似て非なることです。
理想が現実化していく過程で、現状は変化していきますが、それは現状の否定ではありません。
現状を受け入れているからこそ、変化していくのです。
そこを間違えると、いつまで経っても、何も変わらない。
そしてそこを間違っている人が多いのも事実です。