自分を愛することが好ましい現実に変える核心
好ましい現実を引き寄せる為に必要な方法を突き詰めていけば、自分を愛することになるかと思います。
結局の所、自分を嫌っている為に、人生が上手くいってない人が多いという事なのでしょう。
そして、自分を嫌っている人にとって、自分を愛するという事はとてもハードルが高いことだったりしますよね。
自分を愛するにはどうすれば良いのか
どうすれば自分を愛せるか?というのは、なかなか難しい命題なのかも知れません。
自分を愛している人にとっては、自然な氣持ちであるし、別に自分を愛そうとして愛している訳でもなく、ただ愛しているだけでですからね。
好き嫌いなんていうのは、自然な感情ですから、嫌いなものは嫌いだし、好きなものは好きという事であって、無理矢理好きになろうとする事は出来ないものですし。
自分と向き合うことで、自分に対する見方を変えていく
ですから、直接的に自分を好きになろうとしても無理なんです。
そこが難しいところなのでしょう。
初めのうちは、ありのままの自分を受け入れるところから始めます。
嫌な面も含めて、それが自分であることを受け入れることです。
それをやる事で、一時的に、更に自分を嫌いになってしまう事もあるでしょうが、自分が変わるためには、現状を認めて受け入れる必要がありますから、まずは嫌な面も含めて見ていくしかありません。
そして変えるところは変えて行く。
自分が少しずつ変わって行くことで、自分に対する氣持ちも少しずつ変化していきます。
平行してアファメーションを行う
それと平行して、「私は自分を愛しています」というアファメーションを行うことは必要かも知れません。
当然、その言葉に対する反発心も出てきますが、それは書き出して捨てる作業で浄化していきます。
自分を愛さなければならない訳では無い
注意して欲しいのは、「自分を愛さなければならない」などとは思う必要はないという事です。
自分を愛した方が人生上手くいくというだけの事であって、愛さなければならない訳ではないのです。
これがこじれると「自分を愛せないから自分が嫌い」という様な考え方をする人も実際にいます。
ですから、自分を嫌っているなら、まずはそれを認めて、それはそれで構わないのだと受け入れるところから始めます。
ありのままの自分を受け入れるというのは、そういう事ですから。
「~しなければならない」という考えをやめ、「~したいからする」に変える
往々にして、自分を嫌っている人というのは、「~しなければならない」という考え方をする人が多いです。
そしてその通りに出来ないから、自分はダメだと思ってしまい、自分を嫌うというループに陥ります。
おそらく幼少の頃、過度の条件付きの愛を親から押しつけられたのでしょう。
「親の言うことを聴かないと愛して貰えない」という刷り込みですね。
それでも親の言うことが理に適っているなら、まだマシですが、氣分で言うことがころころ変わる様な親からの要求ばかりの環境で育っていると厄介です。
これは根深いものがありますので、慌てずゆっくり、心を解きほぐしていく感じで進むことが大切です。
「~しなければならない」という考えを、「~したいからする」という考えに変えられるものは変えて行くことです。
「自分を愛さなければならない」のではく、「自分を愛したくなったから愛そう」という様な軽い感じで始めるのがベターでしょう。
ナルシストは自分を愛してはいない
それから、自分を愛するというのは、ナルシストとは違いますので誤解無き様にお願いします。
おそらくナルシストは、本当の意味では自分を愛していないと思います。
自分を愛してないことは無自覚で、自分のことを愛していると思い込んでいるかも知れませんが。
過度な自己愛的な表現をすることで、自分を愛していないことを誤魔化しているという状態ではないかなと個人的には思っています。
自分を愛していないのに、愛していると思い込んでいるのは、自分を嫌っていてそれを自覚している人より厄介です。
表面的な氣持ちと、深いレベルの本心が断絶していますし、自分を愛していると思っているから、自分を愛する為の作業に取り組むこともありませんので。